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2005年5月17日 (火)

ヒメギフチョウを求めて(いちじん)その2

おにぎりを食べていると
上の方から中年のご夫婦が下りてきました。
話を伺うとヒメギフチョウの保護と調査を
熱心に取り組んでおられるMさんでした。
今日は寒くて飛ばないようでした。
暖かければモロコシ山の山頂で舞うとのことでした。
20年もヒメギフチョウを保護する活動を
してきたそうです。
卵の数を数えたり、孵化した幼虫を守るために
ネットをかけたりしているとのことでした。
ヒメギフチョウを守るために
「赤城姫を愛する集まり」を設立して
ずっと活動しているとのことでした。
奥さんが下の駐車場に行って
年に1回発行している会誌の見本を3冊持ってきてくれました。

それには非常に詳しいヒメギフチョウの
調査の記録が載っていました。
一昨年発行の15号は
この近辺のスミレの特集だったので
15号を購入することにしました。
すると奥さんはまた下の駐車場に行って
わざわざ15号を持ってきてくれました。

午前中、展望台の山道で
いくつものスミレを見てきた話をすると
Mさんはスミレにも詳しく、
「ちょっと上に『サクラスミレ』が咲いていますよ」
と言って案内してくれました。
山道をちょっと入ると
少し大きめのサクラスミレが濃い紫色で
咲き誇っていました。
見たい見たいと思っていたスミレでした。
二人で交互にカメラのシャッターを切りました。
白花も近くにあると言うので
奥の方を探すと一株見つかりました。
花びらの色と形、葉の形を
瞼にしっかり焼き付けたのでした。

お二人から貴重なヒメギフチョウの情報を
教えてもらったのでモロコシ山に
登ってみることにしました。
3時を回っているのでチョウは見られなくても
卵は見ることができるでしょう。

地元の小学生が作った立て看板を見ながら
唐松林の緩やかな坂道を登りました。
ヒメギフチョウはウスバサイシンに
卵を産み付けるそうです。

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2005年5月15日 (日)

ヒメギフチョウを求めて(いちじん)その1

連休の数日後、読売新聞の群馬版に
赤城のヒメギフチョウの美しい姿が紹介されました。
以前、けいこさんからヒメギフチョウを守るために
下草狩りのボランティアがあるということを聞いていたので
名前だけは知っていましたが
姿や色までは知りませんでした。
新聞の写真(縦縞のアゲハチョウ)を見て
実物を確かめてみたくなりました。

5月14日ヒメギフチョウを求めて
赤城の西方に二人して出かけました。
高いところに関越道が走っている下を
沼尾川に沿って車で登って行きました。
標識が無いので車を止めて土地の婦人に
キャンプ場に行く道であるか確認していると、
白い大きなアゲハチョウが川の方へヒラヒラ・・・
ウスバシロチョウでした。
しばらく見ていましたがなかなか近くには
止まってくれませんでした。

キャンプ場の駐車場には立派な案内板に
ヒメギフチョウが県の特別天然記念物である
ということが書かれてありましたが
肝心のヒメギフチョウの生息場所については
どこにも明記されていませんでした。

車が数台ありましたが誰もいません。
キャンプ場の事務所も鍵がかかっています。
そこで、案内板にある展望台に
行くことにしました。

静かな山道でした。
踏みつけそうになるほど、スミレがたくさん咲いていました。
展望台に近くなると可愛らしいフデリンドウが
あちこちに顔を出していました。
展望台に行ってもヒメギフチョウの手がかりは
掴めませんでした。
いつもは姿を見せないウグイスが
すぐ近くの木に止って
姿をゆっくり見せてくれました。

池に下りて林道沿いに流れる沢の道から
キャンプ場に戻りました。
ツツドリとクロツグミの声が良く聞こえてきました。
キャンプ場のテーブルで
遅い昼食を食べることにしました。

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野鳥病院訪問記 5月7日 (いちじん)

野鳥の会のメンバーで
けいこさんの知り合いのYさんが
上毛新聞に出ていました。
野鳥病院で鳥の世話をしていることが紹介されていたのです。
一度行ってみたいと思っていましたが、
なかなか訪問するチャンスがありませんでした。
けいこさんがYさんに連絡すると
5月7日は勤務日というので、その日伺うことにしました。

榛名山の山麓にある県の林業試験場内に
その病院はありました。
色とりどりのツツジが咲き乱れる試験場の一角に
Yさんの仕事場があります。
傷ついたコマドリ、片足立ちのジョウビタキ、
元気になって飛び回るクロツグミ・・・・
足元には来たばかりのアマサギが段ボール箱の中で
ガサゴソしていました。
モモンガもケージの中で丸まっていました。
元気になったクロツグミが
至近距離で鳴きだしました。
森で遠くから聞くのとは違って、
耳を押さえたくなるような大きな声です。
猛禽類は外の大きな鳥小屋にいました。
オオコノハズクが数匹
こちらを見て目をパチクリパチクリ、
可愛いものです。
ノスリもハヤブサもいました。
これらの鳥類には鶏の頭とかを
与えているそうです。
普通近くで見ることのできない鳥達を
目の当たりにして信じられない
不思議な感じでした。
元気になった鳥たちは、今日15日、
小根山森林公園の放鳥会で山に戻されるそうです。

Yさんの仕事も長くなったので
誰か次の人に引き継ぎたいと言っていました。
鳥好きで優しいYさんみたいな人が
現れることを願うばかりです。

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