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2005年6月14日 (火)

ミヤマカラスアゲハ(いちじん)

ペンションのオーナーに教えてもらった
古池に向かって走っている時だった。
道路に車と衝突した蝶のような影を見た。
一瞬だった。
しばらく行って駐車しようと横道に入ると
ゲイト番の人から、古池なら戻った所の空き地に
駐車するように指示された。
仕方なくUターンして戻ることにした。
ところがその駐車場所は、
あの蝶が転がっていたところの近くだった。
車を止めて蝶を探した。
すると向こう側の車線にそれらしき影。
車が来た。
潰される。
車輪の間に影。
車の勢いで舞った。
車の通り過ぎた直後、
小走りで見届けに行った。
まだ、生きている。
羽元が折れたのか飛べなかった。
少し動くが、羽ばたきはできない。
重傷である。
そっと持って靴を履き替えているけいこさんのところに。

「ミヤマカラスかな?」
「図鑑で調べてみるわ」
「まだ、羽化したてのようだね」
「裏羽が鮮やかだから、ミヤマよ」
写真に撮り、石影の草の上に置いてやった。

種池でアオイトトンボを。
古池でミツバカシワを。
ゆっくり観察して帰ってくると
ミヤマカラスアゲハはもう動かなかった。

深い青緑の輝きがいっそう増して見えた。

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