« 2007年7月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年2月29日 (金)

ちょっと鳥見(3)

<1羽のタゲリ>
榛名山の麓に降りてくると
雪はほとんどなかった。

最近できたモール街の近くを通る道は
混み合っているかと思って
信号を曲がるつもりでいた。

そこでけいこさんに聞いた。
「この時間だったら、もう空いていると思うわ」
と言う。
それで右折しないで信号を直進した。

麦が芽を出して少し緑がかっている田圃の中に
巨大なモール街。
まだ一度も
踏み入れていない。

そのモール街を過ぎた交差点の信号が赤になった。
その時、一羽のハトくらいの鳥が
左手から舞い上がった。
腹部が白い、
ハトより羽が少し長め、
タゲリだ。

直進しないで左折して車を駐車するところを探した。
広い道であったが
空き地がない。
1キロくらい行ってからUターン。
元の信号近くの車1台分のスペースに
車を止めて
タゲリを探す。

麦畑の畦に1羽のタゲリ
北風に向かって
歩いてくる。

今年初めての
タゲリだ。

ミュート鳴いて
舞い上がる。
車の激しく行き交う信号近くの
空き地に舞い降りる。

3

今度は靡いている冠羽まで見える。
たった一羽でここにいるのだろうか。

その一羽を二人だけが
眺めている。
北風の中。

日暮れ前の
白い浅間山が
それを眺めていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ちょっと鳥見(2)

<ウサギの足跡とコゲラ>
案内板を見たら
シメのいた森は「千年の森」だった。

「成人の森」は運動公園の北側だった。
その森の駐車場には車がなかった。
雪も一段と深かった。

誰も踏みしめていない森の中の道を
二人で歩くことにした。

私が前方を行った。
森に入ってすぐであった。
ウサギが前方を左から右方向へ
走り抜けた。
茶色の野ウサギだ。

先週の土曜日の朝、
ちょっと付けたNHK3チャンネルに
赤谷の森の映像に目が止まった。
昨年の冬、スノーシューで歩いたところだ。
子供番組で、解説している人は
私たちを案内してくれた
あのベレー帽の「佐々木洋さん」であった。

ウサギの足跡を
解説している。
どちらの方向にウサギは走っているのでしょうか?
横に二つは後ろ足、
縦に二つが前足、
ここまでは知っているが、
方向となると迷ってしまう。

映像はウサギが走っている場面に変わる。
白ウサギが雪上を走っている。
そして、足跡が映し出された。

佐々木さんが後ろ足の方へ
走っていることを解説していた。

そのことを思い出して
早速、確認。

まだ、着き立ての足跡
蹴られた雪がふわふわしている。
佐々木さんが解説した通りに
足跡が森の奥に消えていた。

スピードを出して走り去ったので
足跡の間隔が2メートルもあった。

誰もいない森、
雪、流れる雲、吹き付ける風、

前方の幹に
コゲラが止まった。
木の皮を突いている。
すぐに飛び移ってしまうのに
そこに虫がいたのだろうか
夢中で突いている。
私たちもそこでじっと
眺めていた。

下の雪上にはシジュウガラが
数羽餌を啄んでいる。
強風で餌になる木の実や虫が
落ちているのだろうか。

二人だけの森。

白の世界。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月24日 (日)

ちょっと鳥見

昨夜、低気圧の南下で降雪、気温が低いためさらさらの雪。

榛名山の麓へ外壁の色を決めるために出かけた。
けいこさんは黒系、私は焦げ茶系、どちらが良いか・・・。
お世話になっている設計士さんが
最近建てた住宅の外壁(黒系)を参考にするために。
黒系の外壁を見て、やはり焦げ茶系が良いと私。
けいこさんの同意を得て、ひとまず食事にすることに・・・。

以前入ったことのある「とんかつや」が少し上手にあること思い出した。
揚げたてのぱりぱりを食べると、
「ここまで来たのなら鳥見をしたいわね」とけいこさん。
そこで、渋川運動公園にある「成人の森」に行くことにした。

榛名山の中腹、少し雪が多い。20~30センチも積もっていた。
スノーシューで歩けそうねとけいこさん。

<シメ>

駐車場に車を止めると、そこのサクラにシメが十数羽飛び回っていた。
雪の少ない所に降りて餌をあさったのか雪が飛び散っている所があった。

上の方に歩いて行くと若者が3人でソリ遊び。
長靴が雪を踏み込む音はどんな音に聞こえる?
「グシャ、グシャかしら」
私は「シキシキだ」と子供の頃を思い出しながら言う。

テニスコートの所に、ホオジロ、カシラダカ、シメ。
吹き付ける風が強く「ブリザードだ」と私。

一回りして車に戻ろうとしたとき、
「あlっ、ぶつかった」とけいこさん。
私は車がスリップでもしたのかと思って見た。
そんな気配はない。

けいこさんは電話ボックスの方に近寄っていく。
「かわいそう。死んじゃったかも」
雪の上にシメが一羽横たわっていた。
飛び回っていたのが電話ボックスのガラスに
激突してしまったのだ。

怖がっているので、
わたしは雪の上から拾い上げて手袋の手の上に乗せてみた。
外傷はなかった。気絶しているようだった。
気がつくまで静かに手の中に入れて待つことにした。
しばらくして、瞬き始めた。でも、羽は動かさない。
羽は大丈夫だったのかと思いながらそっとさすってやる。
嘴が泥で汚れている。
土を掘り起こして餌を取っていたのだろう。

「野鳥病院がいいかしら、近くにあったわよね」
「もう少し、様子を見よう」

5分も経っただろうか、ゆっくり羽を動かし始めた。
少し首も動かす。もしかして飛べるかも知れないぞ。
そう思っていると、私の手から飛び出した。
2~3メートルの雪の上に着地。
もう一度手の上で羽を整えてやる。

次に飛び立つと、すぐ近くのサクラの枝に飛び移った。
しばらく枝に止まって動かない。
強風に羽を靡かせている。
でも、枝を掴む足が力強い。

良かった。
周りのサクラの枝に仲間のシメが飛び交っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年7月 | トップページ | 2008年4月 »