« ちょっと鳥見(2) | トップページ | 花魁道中 »

2008年2月29日 (金)

ちょっと鳥見(3)

<1羽のタゲリ>
榛名山の麓に降りてくると
雪はほとんどなかった。

最近できたモール街の近くを通る道は
混み合っているかと思って
信号を曲がるつもりでいた。

そこでけいこさんに聞いた。
「この時間だったら、もう空いていると思うわ」
と言う。
それで右折しないで信号を直進した。

麦が芽を出して少し緑がかっている田圃の中に
巨大なモール街。
まだ一度も
踏み入れていない。

そのモール街を過ぎた交差点の信号が赤になった。
その時、一羽のハトくらいの鳥が
左手から舞い上がった。
腹部が白い、
ハトより羽が少し長め、
タゲリだ。

直進しないで左折して車を駐車するところを探した。
広い道であったが
空き地がない。
1キロくらい行ってからUターン。
元の信号近くの車1台分のスペースに
車を止めて
タゲリを探す。

麦畑の畦に1羽のタゲリ
北風に向かって
歩いてくる。

今年初めての
タゲリだ。

ミュート鳴いて
舞い上がる。
車の激しく行き交う信号近くの
空き地に舞い降りる。

3

今度は靡いている冠羽まで見える。
たった一羽でここにいるのだろうか。

その一羽を二人だけが
眺めている。
北風の中。

日暮れ前の
白い浅間山が
それを眺めていた。

|

« ちょっと鳥見(2) | トップページ | 花魁道中 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/183945/40308446

この記事へのトラックバック一覧です: ちょっと鳥見(3):

« ちょっと鳥見(2) | トップページ | 花魁道中 »