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2008年9月26日 (金)

高崎五万石騒動 鬼丸狂歌 2008年9月26日

鬼丸源作 岩鼻懲役所にて狂歌

鬼丸源作(熊本県、肥後国、飽田郡、金峯山町居住、士族、分隊長、懲役、壱年)

岩鼻囚中にて狂歌

西方の浄土まいりを たのしみぞ
道をまがふて地獄にぞ おつ

約束とおもへば 地獄も住家なり
唯 有り明けの月ぞ 待たるる 

赤染の いしようは きても 心には
にしきを きたと おもひ暮すよ 

麦めしは からだのためと なるとみえ
しじゆう おならが たゆるまもなし

地獄から しゃばに生まれて 湯に入て
酒食したなら これが極楽

   九月十三日 放免の時

地獄より 生れた時の 嬉しさは
なにと ことばも ゆわれざらまし

地獄より しゃばに生れて鬼どんが
唯 壱合の酒に ぐら~(*繰り返し記号がありませんので)

   岩鼻囚中にて

  しやばにては 色と酒とを このめども
  地獄に住めば 食事ぞおもう

何日や、丸茂元さん(元治郎翁)が、むかでを、十四、五疋、

くしに、さし持帰り、鬼が、昼はんつこふ折りに、

舎内の清水茂吉といふ、おのこが脇より、そら、 なんだと、

むかでを、さし出して、たまげて、

  茂(も)とさんは 田原藤太か 鬼神か
  へびや むかでを てどりにぞする
   (お笑い ~  ~ )

最後の狂歌が 元治郎の様子をよく表現しています。
鬼丸氏は、自分をそして世の中を客観的に見ることができた人であったようです。
同じ時、同じ場所で暮らした二人の間が偲ばれます。

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