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2010年11月 4日 (木)

月の光の道で

登山第1日目は
ポカラから車でナヤプルへ。
出発地ナヤプルに着いたのが16時。
歩き出したら、雨がぽつりぽつりと
降り出した。
しかし、カッパを被るほどでもなかった。

村の生活道路で
ロバの一行と出会ったりした。
ガイドのラムさんが
1日目にヒレまで行くと
後の行程が楽だというので、
頑張ることにした。
2時間ほど歩くと月が出てきた。
満月に近いので明るい。

ヘッドランプをけいこさんに渡し、
わたしは月の光で歩くことにした。

明治時代、河口慧海は原始仏教を求めて
鎖国中のチベットに行った。
インドに上陸し、ネパールに入り、
カルガンダキ川に沿って
険しい山道を北上、
街道は検問があるので
ヒマラヤの山中を
一人で越えてチベットに入った。

彼のチベット日記の中に
月光に照らされるヒマラヤの山々を
見ながら歩いたという記述があった。
それを思い出し
ガイドに言った。
「明治時代の河口慧海と
同じに歩こう」
月の光は思ったよりずっと明るかった。
街灯がなかった子供の頃を思い出しながら・・・
月の光を頼りに1時間ほど歩いた時だった。
道が水浸しになっていたところで
滑ってバランスを崩してしまった。
石の側壁に体が倒れそうになったので
思わず、右手を出した。
ストックを握ったまま。
見ると右手中指が切れていた。
全身をここで支えたのだから仕方ない。
でも、出血はしていなかった。
けいこさんがすぐに
バンドエイド出してくれた。

その後からは
ガイドのラムさんに足下を
懐中電灯で照らしてもらいながら
歩いた。
ヒレのロッジに着いた時は
20時を過ぎていた。

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