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2010年12月27日 (月)

忘年会 その4

我が合唱団の忘年会、
駅近くのイタリアン系レストランを
借り切って。

30人あまりが参加した。
わたしの前は
ソプラノのOさんだった。

日頃、練習ではほとんど話をしたことがない。
他の合唱団の指導者のこと、
ホームコンサートのこと、
山のこと、
等話した後
「どんな本を読むんですか?」と訊かれ、
「偏った読み方をしていて
好きな作家しか読まないんです」
「それで、どなたの?」
「南木佳士です」
普通、そう言うと知りませんと
ほとんどの人が応える。
だから、彼の説明から始めるのだが
Oさんは違った。

「わたしも好きで、本を持っているのよ。
映画『阿弥陀堂だより』を見て感動して
DVDを買って
何10回も見たのよ」
と言う。

こんな話をする人とは
なかなか出会えない。
ロケ現場に残った阿弥陀堂にも
行っていた。
「わたし達も行ってきましたよ」と
応じる。
するとOさんがテーマ曲を口ずさむ。
わたしはその曲を覚えていなかった。
それには参った。

それで、わたしの取って置きの話をした。
「彼に手紙を出して、
返事のはがきを2通
もらって宝にしていますよ」
1通は、彼のお母さんのことに付いて
知らせた時の返事。
もう1通は、彼に講演の依頼をしたときの
断りの返事。

加えてわたしの夢も。
彼は現在、
佐久総合病院で人間ドッグの医師をしている。
人間ドッグを受けて
直接彼の診断を受けようかとも
思っていると言ったら
Oさん呆れて笑っていた。

上毛新聞に現在(毎日曜日)
エッセイを書いていることを話題にすると
それは知らなかったようだ。
講演をずっと断り続けていた
彼が最近、
恩人の編集者(退職した)の依頼に応えて、
初めて
松江まで講演に行ったという
エッセイを読んで、
感慨深かったと。

久しぶりに
いや、初めて
南木佳士の話の分かる人と
話ができて楽しかった
忘年会だった。

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