« 想い出の一句 | トップページ | 井野川の散歩 »

2011年2月 6日 (日)

エリーゼのために

今朝、けいこさんが
「『エリーゼのために』が
やっと暗譜できたから聴いて」
と言う。

ビデオカメラを構えながら
聴いた。
1カ所だけ音が違ったが
途中で止めずに
最後まで弾き終えた。

「エリーゼのために」には
こんな想い出がある。

小学校3年の頃始まった
NHKラジオドラマで
「1丁目1番地」という番組があった。
テレビの普及する前で
ラジオドラマがわたし達の楽しみの一つだった。

その番組はホームドラマで
若い夫婦と子ども(幼児ター坊)と
夫の妹が同居していた。
その妹が「さえこさん」であった。
ラジオから流れる
「さえこさん」の声はそれはそれは美しく
とても美人に思われて
憧れたものだった。

その「さえこさん」が
ピアノの練習をしていて
ラジオから流れてくるのが
『エリーゼのために』だった。
小学校低学年のわたしにとって
初めてのクラシックの曲が
この「さえこさん」が弾く
『エリーゼにために』だった。

こんなピアノが弾ける女性と
一緒に暮らせたら
良いなぁとおませなわたしは
子供心に思ったような気がする。

後年、「さえこさん」を演じていたのが
黒柳徹子さんだったことを知って
落胆したのは
言うまでもない。

ラジオは聴く者に
想像を何処までも
大きくさせてしまうものなのだ。
黒柳徹子さんが悪いのではない。
これはラジオの特性で
仕方のないことなのだ。

それはともかく
『エリーゼのために』は
わたしが最初に好きになった
ピアノ曲だった。




付記

「1丁目1番地」の放送期間は
昭和32年から8年間でした。
作者は、1928年生まれの
高垣葵(まもる)氏でした。


<ネットで「1丁目1番地」を検索して参考にした文章>
 ブログ名「小父さんから」

「1丁目1番地」という番組は、
むかしむかしテレビのない時代、
NHKラジオの人気ラジオ連続ドラマで毎夕放送されていた。
確か黒柳徹子がさえ子さんという役柄で
「エリーゼのために」をピアノで弾く音が付近に流れていて
それに聞きほれる若い男どもがいたんじゃなかったかな。
黒柳がおばちゃんになるずっと以前だから、
それはそれは素敵なレディに感じられた。


<その方のブログに書き込んだわたしの感想>

わたしもあの隣から流れて来る
「エリーゼのために」を弾く
お姉さんに憧れたものです。
お陰であのお姉さんが
「さえこさん」という名前だったことを
思い出しました。
今、
妻がその「エリーゼのために」を
あの時のお姉さんのように
毎日練習しています。
そんなことでこの番組を
思い出した訳です。


<その方の返事>
「1丁目1番地」は時々叩いたりしたオンボロラジオで聴いていましたね。
娯楽のない時代でした。
テーマソングもよく歌ったものです。
奥さまが「エリーゼのために」を弾かれとはなかなかお洒落ですね。
さえ子さんのピアノの音を道端から聴いていたのは名古屋章だったんでしょうか?
きっと奥さまの音を聴いて通り過ぎる「名古屋章さん」がいることでしょう!
懐かしいものです。



<確認>
とありましたので、
もっと詳しく書かれたHPを調べましたところ
名古屋章は、さえこさんの兄の役をしていたとありました。
道端で聴いていたのは違う人物であったようです。

|

« 想い出の一句 | トップページ | 井野川の散歩 »

コメント

>こんなピアノが弾ける女性と一緒に暮らせたら

小学生の時の夢が実現されたわけですね。
誠に羨ましいかぎりです。

>黒柳徹子さんだったことを知って落胆したのは言うまでもない。

(笑)、たぶん今の大河ドラマの時間帯の「若い季節」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E3%81%84%E5%AD%A3%E7%AF%80_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)

とか「夢であいましょう」とかでは、けっこうキャピキャピで魅力的でしたよ。

いろいろ思い出せて楽しいです。

どうぞ奥方の演奏を動画ででも流してください!

投稿: 小父さん | 2011年2月 7日 (月) 13:28

「若い季節」見てました。
プランタン化粧品という会社名
覚えています。
水谷良重さんなんかが印象的でした。
黒柳さんも出ていたのですね。

まだ、未来が大きく存在した
少年時代でした。

動画を貼り付けたことがありませんので
自信がありません。
本人は手だけなら・・・と
言っています。

投稿: いちじん | 2011年2月 7日 (月) 17:22

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/183945/50798485

この記事へのトラックバック一覧です: エリーゼのために:

« 想い出の一句 | トップページ | 井野川の散歩 »