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2011年2月15日 (火)

林の中のナポリ

民藝の公演が県民会館であった。
主演は「おはなはん」の樫山文枝。
作は山田太一。

テーマは老いの生き方。

樫山は民藝の柱、存在感があった。

ある老婦人が
老人ホームに入る日、
自由な生活を求めて山中の
ペンションを訪れるところから
物語が始まった。

訓練されているから
よく声が通って聴きやすかった。
思ったほど大声を出しているようには
見えなかった。

音楽が少なかったが、
不自然さはなかった。

場面はペンションの応接間のみ、
車の停車音や発車音は
良くできていた。

前半はやっぱり
居眠り、
後半は
ストーリーに展開があり、
眠らず見ていられた。

老婦人の息子が
若い頃
ストックホルムで交通事故で
死んでいたが、
その時車を運転していたのが
ペンションのオーナーという
奇遇。
ちょっとできすぎだが、
そこは太一の腕の見せ所。

脚本家は
自由に芝居を構成する
ことができるのだから
何でもありだ。

人間幾つになっても
固まらないで
新しい自分作りに
一歩を踏み出そうという
太一のメッセージだ。







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