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2011年11月 7日 (月)

今読んでいる本は

「親鸞と道元」で
五木寛之氏と立松和平氏の対談だ。

立松和平氏は
2010年2月に急逝。
その前年の秋に
彼の講演を新潟まで
聴きに行き、
質問して答えてもらっていたので
訃報に接した時は
ショックだった。

五木氏の思い出は
10年余り前のこと。
彼が
渋川に講演に来たことがあった。
その時
「大河の一滴」がベストセラーだった。
講演を聴くのでその本を読んで
参加することにした。
読んでいたら
単語の間違いを見つけた。
そのことを
質問しようとしたら
その日、五木氏は体調を崩し
質問の時間を作らなかった。

そこで
幻冬舎に間違いについての
手紙を送った。
何時までも返事が来なかったので
電話で確認したところ
「あの本は、五木氏の話したことを
文章化したので
五木氏の誤りではなく、
文章に起こしたスタッフの誤りです」
とのこと。
わたしが指摘したことについての
詫びも礼も無かった。
しばらくして
「大河の一滴」が文庫本になったので
わたしが指摘したところを
確認すると
誤っていた単語が訂正してあった。

幻冬舎は売れる本を
沢山出版しているが
こんな対応をする
出版社だった。

そんな思い出のある
二人の対談なので
読むことにした。
立松氏が
「若い頃、最初にインドに行った時
文庫本の『ブッダのことば』を持って行った」
というところがあった。

そう言えば
中村元訳の『ブッダのことば』を
学生の頃
買ったことを思い出した。

文庫本でも
後生大事に取っておく癖がある
わたし。
40年前に買った本を
探すことにした。
文庫本は
文庫本の棚に列べてあるので
探してみることに・・・

対談で話題になっていた
「法華経」
「歎異抄」
「正法眼蔵随聞記」
などが出て来た。



その他にも
懐かしい本が
何冊も・・・


 

あった!

『ブッダのことば スッタ二パータ』
中村元訳

色あせていた。
茶色だ。

この文庫本を買った頃は
訳者の
中村元は元気だった。
にこやかな尊顔が
思い出される。

ヒモの挟まった
ページを開けると
わたしの鉛筆書きがあった。
40年以上前のわたしの痕跡

「自然に於ける未知なるものへの追求心」

とある。

「こよなき幸せ」という項の
ところであった。(50ページ)

60年以上も生きてくると
未知なるものへの追求心は
大分減ってきたが
「こよなき幸せ」を
得るため
未知なるものへの追求心を
日々持って
生きることにしよう。



付記

今、未知なるもの

読んだ場所が
分かるように挟む
本に付いているヒモのことを
何と言うのか?

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