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2012年9月22日 (土)

権現小屋の一夜

小屋守さんは通称「シゲさん」

シゲさんは長男とほぼ同じ年とのことだが

落ち着いて見えた。

Dsc_0320

この小屋は青年小屋と経営者が同じで

そこから食料などを荷揚げしているとのことだった。

わたしたちが権現岳頂上に行っている間に入った方は

宿泊のみで食事は自前だった。

16:00を大分過ぎた時だった。

5人の登山者が入ってきた。

予約してあると言うがシゲさんは怪訝そうな顔で

対応していた。

電話予約は青年小屋で受け、

そこからシゲさんの所へ連絡が来ることになっているが

今回は手違いで連絡がなかったらしい。

そこでシゲさんは急遽ごはんを5人分炊くことになった。

その間5人は権現岳山頂に行った。

今夜の宿泊者は

2人のはずが8人となった。

賑やかになって良かった。

ランプの灯の下で

カレーを食べた。

Dsc_0322

けいこさんは全部食べられないというので

わたしが助太刀。

お陰で腹一杯食べてしまった。

食後、

ランプの灯かりの下

豆炭炬燵でお酒を飲みながら

情報交換。

Dsc_0328

阿弥陀岳→赤岳→コル→権現岳のコースを

登ってきた方はこの夏

100名山を完全踏破したばかりの山男だった。

これを完登と言うらしい。

そこで彼をカントさんということにした。

カントさんの最後の3山は

98 飯豊山

99 平ヶ岳

100 幌尻岳

とのこと。

今は100高山踏破を目指しているとのこと。

この権現岳は100高山に入るという。

100高山というカウントの仕方を初めて知った。

わたしたちには100名山も100高山もお呼びでない。

せいぜい登った山が100山と言うところだ。

果たしてこの権現岳は何山目かなぁ・・・

後日カウントしてみよう。

カントさんはネットの「ヤマレコ」に自分の山行を

アップしている。

今回の山行も2・3日後、

載せるとのこと。

カントさんから投稿ネーム(sht)を聞いたので

後日、見たいと思った。

カントさんの記録

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail.php?did=227368&com_id=335185&com_rootid=335185&com_mode=flat&com_order=0#comment335185

さて、後から来た5人は静岡県のグループ。

英会話教室の山中間ということで

和やかな方たちだった。

英会話を習っている方たちなので

外国へも良く出かけているようだった。

シリアやモロッコへ行ってきた話が聴けた。

このグループは私たちと同じコースで権現岳へ

登ってきたので

明日はどのコースで降りるかという話題になった。

わたしたちはアルペンガイド「八ヶ岳」のモデルコースで

降りると話した。

今日来たルートを戻るコースを考えていたようだった。

カントさんは

権現岳⇔三ツ頭→ギボシ→青年小屋⇔編笠山→西岳→駐車場

とのロングコースを踏破して

愛知県へ帰るとのこと。

100名山のカントさんだけはある。

シゲさんが突然

1升瓶を炬燵の上に乗っけた。

Dsc_0333

なんとハイマツ酒!

雪解けの頃摘んだハイマツの葉を焼酎に

漬けたそうだ。

松の匂いがほんのり香った。

珍酒を味わうことができた。

トイレは1回100円とあったが

宿泊者は無料だ。

このトイレを設置するのに2000万円かかったとのこと。

それには驚いた。

北斗市が大分助成しているとのこと。

週末に数人しか宿泊者のいない山小屋では

とても設置できるトイレではない。

ほんわかとあたたかい豆炭炬燵。

薄暗いランプの灯り。

ハイマツの珍酒。

そして山の話。

こんな生活ならば

原子力発電がなくても生きていけると思った。

そうだ

ランプを我が家でも使おう。

その時間は権現小屋タイムだ。

混み合って

他人と背中合わせで寝る

赤岳の山小屋に行かなくて

正解だった。

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