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2012年11月21日 (水)

エベレスト街道2012 (1)ヤツガシラ

3日目(パクディン→モンジョ→ナムチェ)の午前11時頃だった。

歩き疲れて

モンジョの村(2835m)に入った。

Dsc_0554

ラムさん(ガイド)が進行方向右手の休憩する店に入ったので

後から付いて行った。

店の外にテーブルと椅子が数組あったのでそこに腰を降ろして、

リュックを外そうとした時だった。

南に広がる芝生の庭に鳥影。

芝生を突いている。

芝と同じ色で判りにくい。

Dsc_0557

Dsc_0581 

目を凝らすとヤツガシラだった。

距離は10メートルくらいしか無かった。

客はわたしたち3人だけだった。

逆光だったので、南側に回った。

Dsc_0583

しばらくすると砂浴びをした。

Dsc_0603 

ヤツガシラは土の中に嘴を叩くように挿し込んで

何やら食べていた。

Dsc_0619

わたしはタゲリが地中のミミズをつまんで食べていたの

写真に撮ったことがあったので

ミミズを食べているのだろうと思った。

Dsc_0621

ところが後で画像を見たら、ミミズではなかった。

白い昆虫の幼虫のようだった。

銜えてから飲み込むまで

40秒だった。

Dsc_0624

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人の気配をあまり気にしない個体だった。

驚いたり怒ったりすると冠羽を広げるが

一度も冠羽を広げることが無かった。

Dsc_0667_2

20分くらいゆっくり観察できた。

店の女性の話によると

この場所に2~3羽来るそうだ。

しばらくするといなくなるだろう。

来る年と来ない年があるようだ。

土地の人はヤツガシラにほとんど

興味を持たないようだった。

Dsc_0732

興奮醒めやらぬいちじん。

ここ個体は

建物の向こう側の木立に住処を持っている様に

思われた。

8日目(シャンボチェ→ナムチェ→モンジョ→パクディン)

帰り道の楽しみは

モンジョのあの店に

ヤツガシラがいるかどうか確かめることだった。

ところが

帰りにその店に寄ると

日本の団体客(山岳写真撮影トレック)が入っていた。

しかもコック付きの団体で

コックたちが庭の反対側で調理をしていた。

店と調理場の間の庭(ヤツガシラの餌場)は

人が行き交いしている。

これではヤツガシラの来る余地は無い。

半ば諦めて庭を見ていた。

するとどうだろう。

あのヤツガシラが庭の隅の方で

人を避けながら土を突いていた。

人が近くを通ると飛び立ち

塀の上に留まったり、

道を越えて畑の方へ行ったりしていた。

最後は店の屋根を越えて

北東のこんもりした木立の方へ飛んで行った。

そこに巣あるいは塒があるように思われた。

今回のトレックでヤツガシラを見たのは

このモンジョのこの店だけだった。

ラムさんがこの店に入らなければ

ヤツガシラとは出会えなかったのだ。

ラムさん

Thank you.

ダンニャバード

(後日、ヤツガシラの画像をアップします)

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コメント

お帰りなさい、いちじんさん!

すみません、ヤツガシラというタイトルに、芋しか思い浮かびませんでした(^^ゞ

いちじんさんの姿も、すっかり現地人のように見えて。

今日、しばらくぶりにタカハシ珈琲へ行ってきました。

投稿: 迷道院高崎 | 2012年11月22日 (木) 19:35

しばらくでした。
生きて帰って来ることができました。

鳥のヤツガシラは数年前
赤城の麓の畜産試験場に来て
話題になったことがありました。
新聞で知り、行ったのは良いけれど
広くて広くて
見当たりませんでした。
4年前、ケニアで番を見たのが初見でした。

現地人に見えますか?
ネパールが性に合っているようです。

タカハシ珈琲へはネパールのコーヒー(豆)事情を
お届けする予定です。

投稿: いちじん | 2012年11月22日 (木) 21:35

山は美しいですね、私はモンブランをゴンドラで一気に展望台へ、約4千メートル弱まで行ったのが最高です、氷河なるものを其の時初めて見ました、
 ヤツガシラ、(お芋では無い方)随分大きく撮れてますね、警戒心が強いようで、冠羽は中々開かないようですが、でも見られただけでも幸運と思いなさい!ここ、何年か続けて周辺で確認されてますが(城南運動公園、亀里の施設、赤城畜産試験場など)何度か現地に行っては見たものの未だに確認出来ずです、
 ところで、お近くに、長調・短調、でお悩み?の方がおられるようですが、Google で検索しますと色々ありますので是非調べて見るようお伝え下さい、要は、主音から3度の音階が長3度の場合‐長調、短3度の音階の場合は短調です、ので、では 細かい事は後ほど。

投稿: 五度圏のおじん | 2012年11月24日 (土) 11:35

1970年の夏、わたしもシャモニーからケーブルで
モンブラン見物に行きました。
現地の父子がそこからモンブランの頂上を目指して
登り始めた姿が目に焼き付いています。

ヤツガシラは警戒した時や驚いた時に冠羽を広げるようですね。今回見たヤツガシラはこの場所に慣れているようで一度も冠羽を広げませんでした。

長3度?、短3度?わたしにはこれがもう分かりません。後ほどゆっくりご教示頂けたら幸いです。けいこさんは現在、金婚式(G.Marie)の譜読みをしています。
1週間もすれば、奏でられるようになると思います。

投稿: いちじん | 2012年11月24日 (土) 17:16

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