« 真緋の会 5月定例会 | トップページ | 高崎五万石騒動研究会 5月例会 »

2013年5月17日 (金)

おなまえの歌

中央公民館の3階の

東端の和室でエッセイの検討をしていた。

20:00頃、突然子どもの大きな鳴き声とも

うめき声とも聞こえる音響だった。

ビックリして廊下に出ると

東側の階段から小さな男の子が

現れた。

母親とはぐれたらしい。

泣きじゃくっていて名前も聞き取れない。

どうも保育園の年長らしい。

なだめて1階の事務室にわたしが連れて行くことにした。

エレベーターで降りて

1階のホールに行くと玄関の外に

同じくらいの男の子が見えた。

仲間らしくそちらへ走っていった。

玄関の外にいたのはその男の子の友だちと

車椅子の女の子(男の子の姉)だった。

聞くところに寄ると

母親は男の子を探しに行っているとのこと。

そこで母親が帰って来るのを待つことにした。

しばらくすると母親が帰ってきた。

用事があって来たそうだが

車椅子の女の子とエレベーターで移動している時

階段を使って降りた男の子が

はぐれてしまったとのこと。

車椅子の女の子は4年生だった。

偶然、わたしが最初に務めた職場1に

通っていると分かったので

尋ねてみた。

「♪おなまえ呼びます。

 ♪大きな声で

  ♪お返事してね。

   ♪○○さん

という歌聞いたことありますか?」

するとその女の子は

ニコニコしながらよく知っていると言った。

母親が

「毎日良く、歌っていますよ」と

付け加えた。

「その歌、わたしが20代の頃作った歌なんです。

今も歌われているなんて

嬉しい限りです」

その4人と別れて

3階の和室に戻って

仲間にこの偶然の話を聞いてもらったのだった。

|

« 真緋の会 5月定例会 | トップページ | 高崎五万石騒動研究会 5月例会 »

コメント

素敵な話ですねー。
いちじんさんの作品が、これからもずーーっとずーーっと歌い継がれていくんですね。
すばらしい!

投稿: 迷道院高崎 | 2013年5月18日 (土) 07:55

ありがとうございます。
歌い継がれることを
願っています。

投稿: いちじん | 2013年5月18日 (土) 11:36

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/183945/57406810

この記事へのトラックバック一覧です: おなまえの歌:

« 真緋の会 5月定例会 | トップページ | 高崎五万石騒動研究会 5月例会 »