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2013年8月24日 (土)

蠅取り紙

劇団ろしなんて

第42回公演

蠅取り紙

ー山田家の5人兄妹ー

開場 安中市文化センター

時間 18:30~21:00

17日18日の高崎市文化会館公演に

行けなかったので出かけた。

早く着いたので

文化会館の庭にあった石碑を見て回った。

『非戦』という柏木義円の石碑があった。

先日、佐倉に行った帰り

新幹線の車中でHさんから

柏木義円の『殺すなかれ』の話を聴いたばかりだったので

これまた

驚いた。

☆ 

以下は「日本キリスト者の死刑廃止論」より柏木義円をコピー

柏木義円

柏木義円(1860~1938)は

日本のキリスト教史・思想史の上で注目すべき人物である。

彼は群馬県の安中教会の牧師として農民・勤労者と結びついて活動し、

教育勅語体制を批判し、

足尾鉱毒事件で農民の戦いを支援し、

日露戦争に際して戦争反対の論陣を張った。

彼は、軍国主義とは平時には国民を軍費を作る器械にし、

戦時には農民・労働者を愛国心の犠牲にして

貴族・資本家・軍人等のみに利益を与えるものであるとして、

鋭く批判した。

彼は廃娼運動にも尽力して勝利した。

また彼は、日本のキリスト教が帝国主義と一体化して

朝鮮伝道に乗り出すことに反対し、

関東大震災における朝鮮人虐殺を厳しく批判した。

「満州事変」から「日中戦争」にいたるファシズムを

彼は徹底的に批判したので、

彼の『上毛教界月報』はしばしば弾圧された。

1927年に柏木は

「人は人を殺すの権ありや」と題する文章を書いているが、

その内容は、「殺すなかれ」という聖書の教え(モーセの十戒の一つ)を

徹底的に守るべきことを主張したものであり、

具体的には戦争反対論と死刑廃止論である。

その文章の冒頭と末尾を次に掲げておこう。

「ユーゴーは、ミリエル僧正をして

『死は神の手にのみある。

如何なる権利を以て人はこの測り知るべからざるものに手を触るるか』

と言わしめ居候。

『殺すなかれ』との神戒は絶対にして条件附にては無之候。・・・

吾人は『殺すなかれ』の聖戒に遵拠して益々死刑廃止を主張仕度候。

誤審して全く無罪者を殺すことも有之、

又政治犯などの場合には其政策のために故意に無罪を殺すことも有之候。

大久保利通が江藤新平を殺せし如きも其一例と存候。

後ちに誤審を発見しても、

又時移りて其死を惜しんでも最早取返し不相附候。

一つの生命も創造し得ざる人間が、

敢て神の創造し玉ひし人の生命を絶つは甚しき越権にて候。

殺すなかれの聖戒は絶対にて候。


死刑は全然廃す可きものと存候。」



「安政遠足」の石碑は大きかった。

石碑に直径3センチほどの穴が貫通していた。

そこから遠足のゴール(碓氷峠)が見えるとあったので

覗いてみた。

石碑の横には

日本のマラソン発祥の地と説明書きがあった。

安中市役所の「安政遠足」

http://www.city.annaka.gunma.jp/kanko_gyouji/tooashi/tooashi.html

安中市文化会館は

図書館と併設されている。

ホールには廃棄になった本が

リサイクル本としてたくさん並んでいた。

何冊でも自由に持ち帰って良いとのこと。

演劇関係の本2冊、

日本語の起源関係の本1冊、

カヌーの本1冊等

5冊入手。

『本取りいちじん』だ。

ろしなんてHPより

作:飯島 早苗/鈴木 裕美

演出:茂木 哲

あらすじ

山田家は5人の兄妹。

ある日、ハワイ旅行に出かけた父親から電話が入る。

ハワイの地で母の水江が盲腸で手術を受けたまま意識が戻らないという。

ところが、ところが、我が家に水江が現れたから、さあ大変。

慌てふためく子供たちを尻目に、水江は元気満々な様子。

どうやら意識だけが帰ってきてしまったようなのだ。

どうして帰ってきてしまったのか。

自分たちが心配をかけているためなのか。

思い返してみるとそれぞれ思い当たる節が・・・

母を何とか無事にハワイに帰そうと必死になるうちに、

自分の問題に向き合わざるをえなくなった5人。

30過ぎても独身の長女。

同棲中の次女。

不倫相手と結婚した三女。

長男なのに婿にいった兄。

そして、プータローの次男。

果たして5人の問題は解決するのか。

水江は無事にハワイに帰れるのか。

親と子の絆、兄妹の心の交流を通して、

家族の存在の大切さを問いかける、

ハートフルコメディー。

大道具(日本間と居間)がよくできていた。

蝉の効果音が良かった。

朝日の表わし方も工夫してあって

効果的であった。

キャストが若いので勢いがあり

大きな声で演じていた。

ストーリーも分かりやすく

居眠りすることもなく

見ることができた。

全体にもう少しセリフに

自然さが欲しかった。

次女の衣装(金髪)が派手で

芝居がかって不自然だった。

ハワイから戻ってきた母(幽霊)の衣装を

もっと派手(ムームー)にすれば

日常性から離れた存在を

感じさせられたのではないかと

思った。

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